“沛国譙郡”の読み方と例文
読み方割合
はいこくしょうぐん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「——自分らは沛国譙郡はいこくしょうぐんの人、夏侯惇かこうじゅん夏侯淵かこうえんという兄弟の者ですが、手兵三千をつれてきました」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
沛国譙郡はいこくしょうぐんの生れで、あざな元化げんかという。素姓はあるが、よけいなことは云いたがらないのである。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
われは沛国譙郡はいこくしょうぐん(安徽省・毫県)の生れで、曹操そうそうあざな孟徳もうとく小字こあざな阿瞞あまん、また吉利きつりともいう者です。すなわち漢の相国しょうこく曹参そうさんより二十四代の後胤こういんにして、大鴻臚たいこうろ曹崇そうすうが嫡男なり。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)