“阿瞞”の読み方と例文
読み方割合
あまん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いかに阿瞞あまん。もしこの許攸が、黄河ではかりごとを授けなかったら、いくら君でも、今日この入城はできなかっただろう」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
われは沛国譙郡はいこくしょうぐん(安徽省・毫県)の生れで、曹操そうそうあざな孟徳もうとく小字こあざな阿瞞あまん、また吉利きつりともいう者です。すなわち漢の相国しょうこく曹参そうさんより二十四代の後胤こういんにして、大鴻臚たいこうろ曹崇そうすうが嫡男なり。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)