虹の橋にじのはし
ある山国に、美しい湖がありました。 この湖には、昔から、いろいろな不思議なことがありました。青々と澄んだ水が急に濁つたり、風もないのに浪が立つたり、空が曇つて星のない晩でも、湖の中にはお星様が映つて見えることなぞもありました。それには何か深 …
題名が同じ作品
虹の橋 (新字新仮名)久生十蘭 (著)