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気嵩
ふりがな文庫
“気嵩”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きがさ
87.5%
きかさ
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きがさ
(逆引き)
だがまたそうとばかり判断も仕切れない。あの
気嵩
(
きがさ
)
な老妓がそんなしみったれた計画で、ひとに好意をするのではないことも判る。
老妓抄
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
気嵩
(
きがさ
)
のようでも根が正直者のお霜である。かまをかけられて恐れ入ったらしく、さっきから下げている頭を畳に摺りつけた。
半七捕物帳:63 川越次郎兵衛
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
気嵩(きがさ)の例文をもっと
(14作品)
見る
きかさ
(逆引き)
「美人は子を生まず」とか「
気嵩
(
きかさ
)
の女には子種がすくない」とかよく云うようで御座いますが、私のお母様は両方を兼ねておいでになりましたので
押絵の奇蹟
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
これが大ぜいの若者たちを自由自在に操縦もし
叱咜
(
しった
)
もしたあの
気嵩
(
きかさ
)
で美しく張のあった母かと、呆れもし
暗涙
(
あんるい
)
に
噎
(
むせ
)
びながら、身震いが出るほど嫌味なものを感じますが、粗末にはできません。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
気嵩(きかさ)の例文をもっと
(2作品)
見る
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
嵩
漢検準1級
部首:⼭
13画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高
“気嵩”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
岡本かの子
幸田露伴
徳田秋声
夢野久作
泉鏡花
岡本綺堂