さざなみ)” の例文
箱のようなきわめて小さな舟を岸から四、五間乗り出して、りをれていた三人の人がいつのまにかいなくなっていた。湖水はさざなみも動かない。
春の潮 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)