“ぱな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
57.5%
19.5%
11.5%
8.0%
2.3%
1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「奈良の公園に鹿がぱなしにしてあるのは気持が良い。吾々はお蔭で、動物の生活にしたしんで彼等を愛する事が出来るやうになる。」
あおぱなだの、腫物できものたかりだの、眼やにくそだの、味噌っぱだの、頬も手も、かじかんでる癖に、寒さを知らない伊吹山の麓の風の子たちが
雲霧閻魔帳 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
友次郎は少し獅子ししぱなをうごめかし気味に、下水の端っこにしゃがんだ八五郎の、あまり賢くなさそうな顔を見上げました。
しかし下町の目抜と山の手のぱなとは地価のけたが違う。新太郎君の家も、二百坪足らずだが、日本一の銀座の地主さんだ。悲観することはない。
脱線息子 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
私や金と同じことに今ではどうか一人立ち、しかもはばかりながらあおぱならして弁当箱の持運び、木片こっぱを担いでひょろひょろ帰る餓鬼がきのころから親方の手についていた私や仙とは違って奴は渡り者
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
オヤ、可哀相かあいさうわたしちひさなあしは!いまだれがおまへくつ靴足袋くつした穿かしてくれるでせう?わたしにはとて出來できないわ!でも、あンまとほぱなれてるんですもの。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)