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離
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ばな
ふりがな文庫
“
離
(
ばな
)” の例文
道筋
(
みちすぢ
)
には
處々
(
ところ/″\
)
離
(
はな
)
れ
離
(
ばな
)
れな
家
(
いへ
)
の
隙間
(
すきま
)
に
小
(
ちひ
)
さな
麥畑
(
むぎばたけ
)
があつた。
麥畑
(
むぎばたけ
)
の
畝
(
うね
)
は
大抵
(
たいてい
)
東西
(
とうざい
)
に
形
(
かたち
)
づけられてあつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
地球
(
ちきゆう
)
の
自轉
(
じてん
)
其他
(
そのた
)
の
作用
(
さよう
)
で、
次第
(
しだい
)
に
離
(
はな
)
れ
離
(
ばな
)
れになつて
今日
(
こんにち
)
のようになつたものと
信
(
しん
)
じられてゐる。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
二人
(
ふたり
)
が始めて離れ
離
(
ばな
)
れに寝たのにも
一言
(
ひとこと
)
もいわないのがかすかに葉子を物足らなく思わせたけれども、葉子は胸が広々としてなんという事もなく喜ばしくってたまらなかった。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
昔
(
むか
)
しあるお大名が
二人
(
ふたり
)
目黒辺へ
鷹狩
(
たかがり
)
に行って、所々方々を
馳
(
か
)
け
廻
(
まわ
)
った末、大変空腹になったが、あいにく弁当の用意もなし、家来とも
離
(
はな
)
れ
離
(
ばな
)
れになって口腹を
充
(
み
)
たす
糧
(
かて
)
を受ける事ができず
私の個人主義
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
いつ逢ふか知れない世界に
離
(
はな
)
れ
離
(
ばな
)
れになつてしまふのだ
太陽の子
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
▼ もっと見る
雲
離
(
ばな
)
れ そき
居
(
を
)
りとも
一三
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
もし
自然
(
しぜん
)
が
此儘
(
このまゝ
)
に
無爲
(
むゐ
)
の
月日
(
つきひ
)
を
驅
(
か
)
つたなら、
久
(
ひさ
)
しからぬうちに、
坂井
(
さかゐ
)
は
昔
(
むかし
)
の
坂井
(
さかゐ
)
になり、
宗助
(
そうすけ
)
は
元
(
もと
)
の
宗助
(
そうすけ
)
になつて、
崖
(
がけ
)
の
上
(
うへ
)
と
崖
(
がけ
)
の
下
(
した
)
に
互
(
たがひ
)
の
家
(
いへ
)
が
懸
(
か
)
け
隔
(
へだゝ
)
る
如
(
ごと
)
く、
互
(
たがひ
)
の
心
(
こゝろ
)
も
離
(
はな
)
れ
離
(
ばな
)
れになつたに
違
(
ちがひ
)
なかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“離”の意味
《名詞》
(はなれ)母屋から別棟になっている小型の座敷。
(出典:Wiktionary)
“離”の解説
離(り)は八卦の一つ。卦の形はであり、初爻は陽、第2爻は陰、第3爻は陽で構成される。または六十四卦の一つであり、離為火。離下離上で構成されるよ
(出典:Wikipedia)
離
常用漢字
中学
部首:⾫
19画
“離”を含む語句
距離
離縁
流離
遠離
出離
離島
離宮
水垢離
別離
睽離
突離
天離
乱離骨灰
離室
離屋
離座敷
乖離
離家
久離
離々
...