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離
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わか
ふりがな文庫
“
離
(
わか
)” の例文
一たび
離
(
わか
)
れまゐらせて後、
一〇二
たのむの秋より
前
(
さき
)
に恐ろしき世の中となりて、里人は皆家を捨てて海に
漂
(
ただよ
)
ひ山に
隠
(
こも
)
れば、
適
(
たまたま
)
に残りたる人は、多く
一〇三
虎狼
(
こらう
)
の心ありて
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
赤穴五歳長じたれば、
伯氏
(
あに
)
たるべき礼義ををさめて、左門にむかひていふ。吾父母に
離
(
わか
)
れまゐらせていとも久し。
賢弟
(
けんてい
)
が老母は
即
(
やが
)
て吾が母なれば、あらたに拝みたてまつらんことを願ふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
九五
努
(
ゆめ
)
徒
(
あだ
)
なる
言
(
こと
)
にな聞き給ひそ。
故
(
もと
)
は都の
生
(
うまれ
)
なるが、父にも母にもはやう
離
(
わか
)
れまゐらせて、
乳母
(
めのと
)
の
許
(
もと
)
に
成長
(
ひととな
)
りしを、此の国の
九六
受領
(
じゆりやう
)
の
下司
(
したづかさ
)
県
(
あがた
)
の
何某
(
なにがし
)
に迎へられて
伴
(
ともな
)
ひ
下
(
くだ
)
りしははやく三とせになりぬ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
“離”の意味
《名詞》
(はなれ)母屋から別棟になっている小型の座敷。
(出典:Wiktionary)
“離”の解説
離(り)は八卦の一つ。卦の形はであり、初爻は陽、第2爻は陰、第3爻は陽で構成される。または六十四卦の一つであり、離為火。離下離上で構成されるよ
(出典:Wikipedia)
離
常用漢字
中学
部首:⾫
19画
“離”を含む語句
距離
離縁
流離
遠離
出離
離島
離宮
水垢離
別離
睽離
突離
天離
乱離骨灰
離室
離屋
離座敷
乖離
離家
久離
離々
...