“伯氏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あに50.0%
はくし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伯氏あには菊花のちかひを重んじ、命を捨てて百里をしはまことあるかぎりなり。士は今尼子にびて一三六骨肉こつにくの人をくるしめ、此の一三七横死わうしをなさしむるは友とするまことなし。
老母よろこび迎へて、吾が子四五不才にて、まなぶ所時にあはず、四六青雲せいうんの便りを失ふ。ねがふは捨てずして伯氏あにたる教をほどこし給へ。赤穴拝していふ。四七大丈夫は義を重しとす。
あの人は大夫伯氏はくしの罪をただして、その領地であった駢邑へんゆう三百里を没収したが、当の伯氏は、その後やっとかゆをすするほどの困りかたであったにもかかわらず
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)