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離
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か
ふりがな文庫
“
離
(
か
)” の例文
あの方がますます私からお
離
(
か
)
れがちになっていられる間も、私の家は丁度あの方が
内裏
(
うち
)
から御退出になる道すじにあたっていたので
かげろうの日記
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
莎草
(
くぐ
)
の原昼もかなしと母が目を
離
(
か
)
れつつこもる夏ぞ来向ふ
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
まがつびここに塚ありと、 おどろき
離
(
か
)
るゝこの森や
文語詩稿 一百篇
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
那珂川に網曳く人の目も
離
(
か
)
れず鮭を待つ如君待つ我は
長塚節歌集:2 中
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
人は
離
(
か
)
ゆとも
一一
。 (歌謠番號八〇)
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
▼ もっと見る
末世
(
まつせ
)
に
佛
(
ぶつ
)
えん
離
(
か
)
れしかの
晶
(
しやう
)
ぎよく
春鳥集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
さあれ、
靜
(
しづ
)
かに
離
(
か
)
れゆきぬ。
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
下には
離
(
か
)
れし
憂人
(
うきひと
)
の
花守
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
そのようなお住いをも一向苦になさらずにお訪ねいたすお方だっておありでしょうに、つれないあの人はこの頃あなた様からもお
離
(
か
)
れがちだとか。
かげろうの日記
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
母が目を
離
(
か
)
れつつ遠し仔の馬は薄のあかき穂にかくれけり
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
さあれ、靜かに
離
(
か
)
れゆきぬ。
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
常夏
(
とこなつ
)
の
小島
(
をじま
)
を
離
(
か
)
れて
春鳥集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
もうあの方も私からお
離
(
か
)
れになったのかと、亡き母も地下で悲しくお思いになるかも知れない、しかしまあ、もうすこし待って見ようと思っていたところへ
かげろうの日記
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
海の
郷
(
さと
)
離
(
か
)
れて
山國
(
やまぐに
)
春鳥集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
“離”の意味
《名詞》
(はなれ)母屋から別棟になっている小型の座敷。
(出典:Wiktionary)
“離”の解説
離(り)は八卦の一つ。卦の形はであり、初爻は陽、第2爻は陰、第3爻は陽で構成される。または六十四卦の一つであり、離為火。離下離上で構成されるよ
(出典:Wikipedia)
離
常用漢字
中学
部首:⾫
19画
“離”を含む語句
距離
離縁
流離
遠離
出離
離島
離宮
水垢離
別離
睽離
突離
天離
乱離骨灰
離室
離屋
離座敷
乖離
離家
久離
離々
...