“うちたお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
打倒77.8%
打仆11.1%
撃倒11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道化人形が倒れ、鬼人形が倒れ、女幽霊の人形が倒れ、三つ目小僧が倒れ、次々と人形共は、大砲のキルク玉に打倒うちたおされて、丘の蔭に姿を消して行った。
地獄風景 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
待ちかまえていたらしい百姓のすきが一気に三名をもう打仆うちたおしている。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「どなたか、射的をなさる方はありませんか、このキルク玉で、向うの道化人形を撃倒うちたおした方には、すばらしいご褒美が出るんですよ」
地獄風景 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)