“眞逆”のいろいろな読み方と例文
新字:真逆
読み方割合
まさか50.0%
まつさかさま25.0%
まつさか12.5%
まつさかさ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大阪の知り合ひへは眞逆まさかそんな新造のやうな用事を頼まれもせねば、殊にまたそれは自分の親しい知り合ひで、小池は逢つたことがない。
兵隊の宿 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
燈光とうくわうはパツとえる、船長せんちやうおどろいてかわ拍子へうしあし踏滑ふみすべらして、船橋せんけう階段かいだんを二三だん眞逆まつさかさまちた。
打れて眞逆まつさかさまに倒るゝをお花はすかさず駈寄かけよつて左のうで打落うちおとせば吾助はおきんと齒切はがみを爲す友次郎お花忠八諸共もろとも押重おしかさなり十分止めを刺貫さしとほし終に首を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
も云ず忽ち一人の盜賊の腕首うでくびつかんで瀬戸川へ眞逆まつさかさまに投込ば生死しやうしは知れず成にけり後に殘りし惡漢ども我等が仕事の邪魔じやまるなと兩人ひとしくとび掛るを彼男は引捕ひつとらへ汝等は往來にあみ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)