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眞逆
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まつさかさま
ふりがな文庫
“
眞逆
(
まつさかさま
)” の例文
新字:
真逆
燈光
(
とうくわう
)
はパツと
消
(
き
)
える、
船長
(
せんちやう
)
驚
(
おどろ
)
いて
身
(
み
)
を
躱
(
かわ
)
す
拍子
(
へうし
)
に
足
(
あし
)
踏滑
(
ふみすべ
)
らして、
船橋
(
せんけう
)
の
階段
(
かいだん
)
を二三
段
(
だん
)
眞逆
(
まつさかさま
)
に
落
(
お
)
ちた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
眞逆
(
まつさかさま
)
に戰車より地上に落ちて息絶えぬ。
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
『しまつたツ。』と
一聲
(
いつせい
)
、
私
(
わたくし
)
も、
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
も、
水兵
(
すいへい
)
も
稻妻
(
いなづま
)
も、
一度
(
いちど
)
にドツと
前
(
まへ
)
の
方
(
ほう
)
へ
打倒
(
うちたを
)
れて、
運轉臺
(
うんてんだい
)
から
眞逆
(
まつさかさま
)
に
跳
(
は
)
ね
落
(
おと
)
された
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
が『
南無三
(
なむさん
)
、
大變
(
たいへん
)
!。』と
叫
(
さけ
)
んで
飛起
(
とびお
)
きた
時
(
とき
)
は、
無殘
(
むざん
)
や
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
弦月丸
(
げんげつまる
)
出港
(
しゆつかう
)
のみぎりに
檣燈
(
しやうとう
)
の
微塵
(
みじん
)
に
碎
(
くだ
)
けたのを
見
(
み
)
て『
南無阿彌陀佛
(
なむあみだぶつ
)
、
此
(
この
)
船
(
ふね
)
には
魔
(
ま
)
が
魅
(
みい
)
つて
居
(
を
)
るぜ。』と
呟
(
つぶや
)
いた
英國
(
エイこく
)
の
古風
(
こふう
)
な
紳士
(
しんし
)
は
甲板
(
かんぱん
)
から
自分
(
じぶん
)
の
船室
(
へや
)
へ
逃
(
に
)
げ
込
(
こ
)
まんとて
昇降口
(
しようかうぐち
)
から
眞逆
(
まつさかさま
)
に
滑落
(
すべりお
)
ちて
腰
(
こし
)
を
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
眞
部首:⽬
10画
逆
常用漢字
小5
部首:⾡
9画
“眞逆”で始まる語句
眞逆樣