“檣燈”のいろいろな読み方と例文
新字:檣灯
読み方割合
しょうとう66.7%
しやうとう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤いガラスをはめた檣燈しょうとうが空高く、右から左、左から右へと広い角度を取ってひらめいた。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
淡い檣燈しょうとうの光で、おぼろな姿を認めて、相手が叫んだ。
魔術師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
る/\うちあやしふね白色檣燈はくしよくしやうとう弦月丸げんげつまる檣燈しやうとう並行へいかうになつた——や、彼方かなた右舷うげん緑燈りよくとう左舷さげん紅燈こうとう尻眼しりめにかけて
海面かいめんよりたか白色はくしよくひかり海上法かいじやうほふしたが甲板かんぱんより二十しやく以上いじやうたかかゝげられたる檣燈しやうとうにて、いまや、何等なにらかのふねは、弦月丸げんげつまるあとふて進航しんかうしつゝきたるのであつた。