“檣楼”の読み方と例文
旧字:檣樓
読み方割合
しょうろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その中央で王座のようにわだかまって君臨しているのが、黄銅製の台座の柱身にはオスマン風の檣楼しょうろう羽目パネルには海人獣が象嵌ぞうがんされていて、その上に
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
このクイクイ岬は、まるで戦艦の檣楼しょうろうのような形をしていた。つまり、細長い要塞だと思えばいいのだ。しきりに、硝煙のようなものが、あがっている。
火星兵団 (新字新仮名) / 海野十三(著)
と、檣楼しょうろうの上からどなった。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)