檣燈しょうとう)” の例文
新字:檣灯
赤いガラスをはめた檣燈しょうとうが空高く、右から左、左から右へと広い角度を取ってひらめいた。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
淡い檣燈しょうとうの光で、おぼろな姿を認めて、相手が叫んだ。
魔術師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
淡い檣燈しょうとうの光で、やっとその所在が分るのだ。
魔術師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)