“まつさかさま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
真逆様53.3%
眞倒20.0%
眞逆13.3%
眞逆樣13.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見よ! あちらのへさきすがつた、或霊の腕のたくましさを! と思ふとこちらのともにも、シヤアロンのかいに払はれたのか、真逆様まつさかさまに沈みかかつた、或霊の二つの足のうら!
LOS CAPRICHOS (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
つかへて、かた食入くひいつて、かすかにもうごかぬので、はツとおもふと、谷々たに/″\峰々みね/\一陣いちぢんぐわう!とわたかぜおと吃驚びつくりして、數千仞すうせんじん谷底たにそこへ、眞倒まつさかさまちたとおもつて、小屋こやなかからころがりした。
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
眞逆まつさかさまに戰車より地上に落ちて息絶えぬ。
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
戰車下りて大地のへ眞逆樣まつさかさまに倒れたり
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)