“出港”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゆつかう33.3%
しゆつこう33.3%
ふなで33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すべて、海上(かいじやう)の規則(きそく)では、船(ふね)の出港(しゆつかう)の十分(ぷん)乃至(ないし)十五分(ふん)前(まへ)に、船中(せんちう)を布(ふ)れ廻(まは)る銅鑼(どら)の響(ひゞき)の聽(きこ)ゆると共(とも)に本船(ほんせん)を立去(たちさ)らねばならぬのである。
市街(まち)はづれの停車塲(ステーシヨン)から客待(きやくまち)の馬車(ばしや)で、海岸(かいがん)附近(まぢか)の或(ある)旅亭(はたごや)に着(つ)き、部室(へや)も定(さだ)まり軈(やが)て晝餉(ひるげ)もすむと最早(もはや)何(なに)も爲(す)る事(こと)がない、船(ふね)の出港(しゆつこう)までは未(ま)だ十時間(じかん)以上(いじやう)。
先(ま)づ、私(わたくし)が世界(せかい)漫遊(まんゆう)の目的(もくてき)で、横濱(よこはま)の港(みなと)を出港(ふなで)した事(こと)から、はじめ米國(ベイこく)に渡(わた)り、それより歐羅巴(エウロツパ)諸國(しよこく)を遍歴(へんれき)した次第(しだい)。