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腕首
ふりがな文庫
“腕首”の読み方と例文
読み方
割合
うでくび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うでくび
(逆引き)
勢いよくふり下ろしたが、
切
(
き
)
ッ
尖
(
さき
)
の行き所は見事に狂っていた。あっ——と二の太刀、飛び
退
(
の
)
いて持ちなおそうとしたが、その
腕首
(
うでくび
)
はもう相手にねばり強くつかまれていた。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
も云ず忽ち一人の盜賊の
腕首
(
うでくび
)
掴
(
つか
)
んで瀬戸川へ
眞逆
(
まつさかさ
)
まに投込ば
生死
(
しやうし
)
は知れず成にけり後に殘りし惡漢
共
(
ども
)
我等が仕事の
邪魔
(
じやま
)
爲
(
す
)
るなと兩人
等
(
ひと
)
しく
飛
(
とび
)
掛るを彼男は
引捕
(
ひつとら
)
へ汝等は往來に
網
(
あみ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ばらばらと前列へかけ抜けてきて、いきなり、むんずと咲耶子の
腕首
(
うでくび
)
をつかんだ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
腕首(うでくび)の例文をもっと
(3作品)
見る
腕
常用漢字
中学
部首:⾁
12画
首
常用漢字
小2
部首:⾸
9画
“腕”で始まる語句
腕
腕車
腕白
腕利
腕環
腕組
腕力
腕拱
腕節
腕時計
“腕首”のふりがなが多い著者
作者不詳
吉川英治