“腕拱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うでぐ83.3%
うでこま5.6%
うでこまぬ5.6%
うでこまね5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
数右衛門は、腕拱うでぐみした儘、自分の頭を、畳の中へめり入れるように、俯向うつむき込んでいたが、やがて少しめかけた顔を持ち上げると
濞かみ浪人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
くわいなるかな櫻木君さくらぎくん海底戰鬪艇かいていせんとうていつひ竣工しゆんこうしましたか。』と、暫時しばしげんもなく、東天とうてん一方いつぽうながめたが、たちま腕拱うでこまぬき
うなると、一刻いつこくじつとしてられぬのは武村兵曹たけむらへいそうである。腕拱うでこまぬいて、一心いつしん鐵檻車てつおりぐるま運轉うんてんながめてつたが、たちま大聲たいせい
腕拱うでこまねいていると、寄ってきた劉唐、公孫勝、呉用の三名が、こもごもに
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)