“腕環”の読み方と例文
読み方割合
うでわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
腕環うでわ……それからくび飾り……外そうとして、何気なく手をやって、いつもとはまったく手触りの違うのに、おや! と気が付いた。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
そこにはめていた金色の腕環うでわをぬきとって、哲雄君に手渡し、「これが何よりの証拠だ」というような身ぶりをして見せました。
新宝島 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
伯爵は其箱を見、この答えを聴くより、たちまち露子の腕を取って、其腕に玉村たまむら侯爵から贈って来た腕環うでわめ満面にあふるるばかりのえみたたえて
黄金の腕環:流星奇談 (新字新仮名) / 押川春浪(著)