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納戸
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ぬりごめ
ふりがな文庫
“
納戸
(
ぬりごめ
)” の例文
二十年来、蔵人に仕えている
老僕
(
おとな
)
の話では、
納戸
(
ぬりごめ
)
の板敷を這って逃げまわるのを、ひと時、
立身
(
たちみ
)
になって冷然と見おろし
無惨やな
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
すませばすまされる
根
(
ね
)
のない行状だったのだが、蔵人には、いっさい勘弁がなく、無理に願って姫路へ呼びくだし、
納戸
(
ぬりごめ
)
にひきこんで一刀のもとに斬って捨て、死体は長持の中へ放りこんでおいた。
無惨やな
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
“納戸”の意味
《名詞》
物を入れておく屋内の部屋。
(context、dated)(夫婦の)寝室または産室。
(出典:Wiktionary)
“納戸”の解説
納戸(なんど)とは、住宅において普段使用しない衣類や家具・調度品などを収納するための空間。建築基準法で「居室」の基準に適合しないものを言う。
(出典:Wikipedia)
納
常用漢字
小6
部首:⽷
10画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
“納戸”で始まる語句
納戸色
納戸役
納戸頭
納戸方
納戸縮緬
納戸襖
納戸船
納戸献上
納戸口
納戸部屋