“こうしご”の漢字の書き方と例文
語句割合
格子越100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金光燦爛さんらんたる祭壇の蝋燭ろうそくも数世紀前の光であった。壁に沿うて交番小屋のようなものがいくつかあった、その中に隠れた僧侶そうりょが、格子越こうしごしに訴える信者の懺悔ざんげを聞いていた。
旅日記から (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
格子越こうしごしの五十がらみの男にていねいにおじぎをし
(新字新仮名) / 壺井栄(著)