“附着合”の読み方と例文
読み方割合
くッつきあ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ともしび一つに附着合くッつきあって、スッと鳥居をくぐって来たのは、三人ひとしく山伏なり。白衣びゃくえに白布の顱巻はちまきしたが、おもてこそは異形いぎょうなれ。丹塗にぬりの天狗に、緑青色ろくしょういろ般若はんにゃと、つら白く鼻の黄なる狐である。
茸の舞姫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)