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すくい
ふりがな文庫
“すくい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
救
65.7%
援
5.7%
救助
5.7%
救拯
5.7%
救済
5.7%
救援
2.9%
掬
2.9%
救恤
2.9%
救護
2.9%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
救
(逆引き)
そして我らキリストの
救
(
すくい
)
に浴して永遠の生命を信ずる者は、ヨブのこの
詰問
(
きつもん
)
に対しては永生の真理を以てこれに答うるを最上の
途
(
みち
)
とする。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
すくい(救)の例文をもっと
(23作品)
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援
(逆引き)
芳年が紫玉の意を
忖
(
はか
)
って、これを花山に告げた。花山は
援
(
すくい
)
を茶弘に求めた。茶弘は新橋
界隈
(
かいわい
)
に幅を利かせていた
侠客
(
きょうかく
)
で、花山が親分として戴いていたのである。
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
すくい(援)の例文をもっと
(2作品)
見る
救助
(逆引き)
あるいは
救助
(
すくい
)
の遅くして、下枝等は得三のために既に殺されしにあらざるか、遠くもあらぬ東京に住む身にて、かくまでの大事を知らず、今まで棄置きたる
不念
(
ぶねん
)
さよ。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
すくい(救助)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
救拯
(逆引き)
彼は
正義
(
ただしく
)
して
救拯
(
すくい
)
を賜わり、柔和にして驢馬に乗る、すなわち牝驢馬の子なる駒に乗るなり。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
すくい(救拯)の例文をもっと
(2作品)
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救済
(逆引き)
そりゃ俺だって、夢なんかが
救済
(
すくい
)
になるとは思いはしないさ。
悟浄出世
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
すくい(救済)の例文をもっと
(2作品)
見る
救援
(逆引き)
一旦は
勝誇
(
かちほこ
)
った市郎も
漸次
(
だんだん
)
に心細くなって来た。この上は
依頼
(
たのみ
)
にもならぬ
救援
(
すくい
)
の手を待ってはいられぬ、自分一人の力で
此
(
こ
)
の危険の地を脱出するより他はない。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「𤢖の
畜生
(
ちきしょう
)
め。何を
為
(
し
)
やアがるんだ。早く
何処
(
どっか
)
へ行って
了
(
しま
)
え。」と、お葉は
勝誇
(
かちほこ
)
って叫んだ。思いも寄らぬ
救援
(
すくい
)
の手を得た冬子は、
鞠
(
まり
)
のように転がってお葉の
背後
(
うしろ
)
に隠れた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
すくい(救援)の例文をもっと
(1作品)
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掬
(逆引き)
胸の動悸を静めるために、こおるが如きかけひの水を一
掬
(
すくい
)
して、冷たい石段に腰を下しました。
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
すくい(掬)の例文をもっと
(1作品)
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救恤
(逆引き)
去年からかけて天候不順、五穀実らず飢民続出、それなのに官では冷淡を極め、
救恤
(
すくい
)
の策を施そうともしない。富豪も蔵をひらこうともしない。これでは先生が憤慨されるはずだ。
前記天満焼
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
すくい(救恤)の例文をもっと
(1作品)
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救護
(逆引き)
彼
(
か
)
の怪しい人かげは、正しく
此
(
こ
)
の水死者の幽魂が夜な夜な形を現わして、未来の
救護
(
すくい
)
を乞うたのであろうと云う噂で、これを思えば死者に霊無しとも云われまいと
河童小僧
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
すくい(救護)の例文をもっと
(1作品)
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