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『河童小僧』
ふりがな文庫
『
河童小僧
(
かっぱこぞう
)
』
頃は安政の末、内藤家(延岡藩)の江戸邸に福島金吾という武士があった、この男、剣術柔術が得意で、随って気象も逞しい人物で、凡そ世の中に怖い物無しと誇っていたが、或時測らず一種の妖怪に出逢って、なるほど世には不思議もあるものだと流石に舌を巻いた …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文藝倶楽部」1902(明治35)年5月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
汝
(
おの
)
熟
(
よく
)
傍
(
かたえ
)
体裁
(
だらし
)
悶
(
じ
)
何
(
いず
)
降雨
(
ふる
)
憤怒
(
いかり
)
其
(
それ
)
救護
(
すくい
)
真実
(
まこと
)
出
(
い
)
深淵
(
ふかみ
)
驚愕
(
おどろき
)
闇
(
くら
)
斯
(
こ
)
此
(
こ
)
此方
(
こなた
)
況
(
ま
)
湿
(
ぬ
)
霎時
(
しばし
)
真逆
(
まっさか
)
舁
(
か
)
遄
(
はやま
)
何
(
なん
)
併
(
あわ
)
其
(
そ
)
夥多
(
おびただ
)
奴
(
め
)
葵阪
(
あおいざか
)
直湿
(
ひたぬ
)
其頃
(
そのころ
)
其処
(
そこ
)
竟
(
つい
)
翌
(
あく
)
聊
(
いささ
)
能
(
よ
)
脊後
(
うしろ
)
其
(
その
)
畔
(
ほとり
)
視
(
み
)
跣足
(
はだし
)
辺
(
あたり
)
迚
(
とて
)
邸
(
やしき
)
何処
(
どこ
)
五月
(
さつき
)
此処
(
ここ
)
忌々
(
いまいま
)
懲々
(
こりごり
)
戌
(
いぬ
)
扨
(
さて
)
後褄
(
うしろづま
)
往来
(
ゆきき
)
旧
(
もと
)
昨夜
(
ゆうべ
)
彼
(
か
)
盛
(
さかん
)
帰途
(
かえり
)
殊
(
こと
)
尽
(
つく
)
流石
(
さすが
)
夕
(
ゆうべ
)
右手
(
めて
)
犇
(
ひし
)
獺
(
かわうそ
)
悸然
(
ぎょっ
)