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遄
ふりがな文庫
“遄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はや
75.0%
はやま
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はや
(逆引き)
が、心は
矢竹
(
やたけ
)
に
遄
(
はや
)
っても
彼女
(
かれ
)
は
矢
(
や
)
はり女である。
村境
(
むらざかい
)
まで来る
中
(
うち
)
に、遂に重太郎の姿を見失ったのみか、我も
大浪
(
おおなみ
)
のような
雪風
(
ゆきかぜ
)
に吹き
遣
(
や
)
られて、
唯
(
と
)
ある
茅葺
(
かやぶき
)
屋根の軒下に
蹉
(
つまず
)
き倒れた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
かかる私政に服従するの義務
何処
(
いずく
)
にかあらん、この身は女子なれども、
如何
(
いか
)
でこの
弊制
(
へいせい
)
悪法を除かずして
止
(
や
)
むべきやと、
妾
(
しょう
)
は怒りに怒り、
遄
(
はや
)
りに遄りて、一念また生徒の訓導に意なく
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
遄(はや)の例文をもっと
(3作品)
見る
はやま
(逆引き)
遄
(
はやま
)
って
真実
(
まこと
)
の人間を投込んだのではあるまいかと、半信半疑で
其
(
その
)
夜を明し、翌朝念の為に再び
彼
(
か
)
のドンドンへ往って見ると、
昨夜
(
ゆうべ
)
に変らぬは水の音のみで、更に人らしい者の姿も見えぬ
河童小僧
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
遄(はやま)の例文をもっと
(1作品)
見る
遄
部首:⾡
13画
“遄”のふりがなが多い著者
福田英子
岡本綺堂