“村境”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むらざかい71.4%
さかい14.3%
むらざかひ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其間そのあいだに村人の話を聞くと、大紙房と小紙房との村境むらざかいに一間の空家あきやがあつて十数年来たれも住まぬ。それは『』がたたりす為だと云ふ。
雨夜の怪談 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
村境さかいの土橋へ来たので、予は立ち留つて
大野人 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
鈴木氏が以前備中びつちゆうの倉敷在にゐる或る友人を訪ねた事があつた。其処そこくには是非村境むらざかひを流れてゐる高梁川たかはしがはの渡し場を越さねばならなかつた。