“救恤”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きゅうじゅつ75.0%
きうじゆつ8.3%
すくい8.3%
たす8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折も折、独逸ドイツの方では、戦後の救恤きゅうじゅつに対する大功労者として、提琴家クライスラーのために、国民的大感謝祭が行われている最中であった。
そは留まりて彼の五子の母を慰藉し、又これを救恤きうじゆつするに由なかりしが爲めなり。
去年からかけて天候不順、五穀実らず飢民続出、それなのに官では冷淡を極め、救恤すくいの策を施そうともしない。富豪も蔵をひらこうともしない。これでは先生が憤慨されるはずだ。
前記天満焼 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
廩米くらまいがお蔵にある限りはそれでお救恤たすけも願われるけれど、日頃お恨みがあられるにしても木曽家に向かって突然にもいくさをいどまれたそのために
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)