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掬
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す
ふりがな文庫
“
掬
(
す
)” の例文
それを最初は強い火にかけて上へ浮いて来るアクを
幾度
(
いくど
)
も
丁寧
(
ていねい
)
に
掬
(
す
)
くい取って三十分間煮てアクがいよいよ出なくなったら火を弱くして一時間煮詰めるのです。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
将軍の
佩刀
(
はかせ
)
、——東照宮伝来という由緒のある品が、偽物と
掬
(
す
)
り替った上、そのために世上の口に上る騒ぎまで起しては、係の役人の面目が立たないことになるのです。
銭形平次捕物控:072 買った遺書
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
吹雪は逆にまき返って、
掬
(
す
)
くうように下から吹きつけていた。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
麗かや砂糖を
掬
(
す
)
くふ散蓮華
川端茅舎句集:02 川端茅舎句集
(新字旧仮名)
/
川端茅舎
(著)
“掬”の意味
《動詞》
掬する(きくする)
両方の手の平で水をすくう。
事情を推測する。
深い趣を感じ取り、楽しむ。
(出典:Wiktionary)
掬
漢検準1級
部首:⼿
11画
“掬”を含む語句
一掬
掬上
掬出
八掬脛
掬樹
掬摸
十掬
掬汀
掬網
掬水園
掬水楼
掬投
掬飲
田口掬汀
砂掬
雑魚掬
鰌掬
掬月
掬摸児
掬取
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