“水手桶”の読み方と例文
読み方割合
みずておけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
横になったまま投げたのであるが、ちょうどそのとき、五之木五郎が水手桶みずておけを担いで通りかかっていて、その横面へ杢助の投げた紙だまが当った。
似而非物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
見るとしゃんと裾をからげたすきをかけ、水手桶みずておけげている。どうするかと思って黙っていると、盆栽の鉢を一つ一つ洗い始めた。「そんなことをしたことがあるのか」
明暗嫁問答 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)