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ておけ
ふりがな文庫
“ておけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
手桶
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手桶
(逆引き)
町はすぐ引返し、
手桶
(
ておけ
)
を提げて来て足盥へうめた。蝙也はざぶっと足を入れた、いや、実は爪先が入ったくらいであろう。そのとたんに
松林蝙也
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
左手へ退場。そこに水浴び場がある気持。やがて、彼女が家に歩いて行くのが見える。そのあとにトリゴーリンが、
釣竿
(
つりざお
)
と
手桶
(
ておけ
)
を
かもめ:――喜劇 四幕――
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
台所の戸の開捨てた間から、秋の光がさしこんで、
流許
(
ながしもと
)
の
手桶
(
ておけ
)
や
亜鉛盥
(
ばけつ
)
が
輝
(
ひか
)
って見える。青い煙は
煤
(
すす
)
けた窓から壁の外へ漏れる。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
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“ておけ”の意味
《名詞》
持ち手の付いた小型の桶。
(出典:Wiktionary)
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