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てをけ
ふりがな文庫
“てをけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
手桶
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手桶
(逆引き)
勝手から持出した
手桶
(
てをけ
)
、井戸端へ行つて二た
釣瓶
(
つるべ
)
まで汲み入れ、滿々と水を
湛
(
たゝ
)
へたのを持つて、東作の枕元に突つ立ちました。
銭形平次捕物控:075 巾着切の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
宗助
(
そうすけ
)
は
次
(
つぎ
)
の
間
(
ま
)
にある
亞鉛
(
とたん
)
の
落
(
おと
)
しの
付
(
つ
)
いた
四角
(
しかく
)
な
火鉢
(
ひばち
)
や、
黄
(
き
)
な
安
(
やす
)
つぽい
色
(
いろ
)
をした
眞鍮
(
しんちゆう
)
の
藥鑵
(
やくわん
)
や、
古
(
ふる
)
びた
流
(
なが
)
しの
傍
(
そば
)
に
置
(
お
)
かれた
新
(
あた
)
らし
過
(
す
)
ぎる
手桶
(
てをけ
)
を
眺
(
なが
)
めて、
門
(
かど
)
へ
出
(
で
)
た。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
棚の上には、こはれかゝった
植木鉢
(
うゑきばち
)
や、古い朱塗りの
手桶
(
てをけ
)
や、そんながらくたが一杯でした。そして鳥箱先生のすぐうしろに、まっくらな小さな穴がありました。
鳥箱先生とフウねずみ
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
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