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柹
ふりがな文庫
“柹”の読み方と例文
読み方
割合
かき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かき
(逆引き)
庭
(
には
)
の
木陰
(
こかげ
)
に
身
(
み
)
を
避
(
さ
)
けてしんみりと
互
(
たがひ
)
の
胸
(
むね
)
を
反覆
(
くりかへ
)
す
時
(
とき
)
繁茂
(
はんも
)
した
柹
(
かき
)
や
栗
(
くり
)
の
木
(
き
)
は
彼等
(
かれら
)
が
唯
(
ゆゐ
)
一の
味方
(
みかた
)
で
月夜
(
つきよ
)
でさへ
深
(
ふか
)
い
陰翳
(
かげ
)
が
安全
(
あんぜん
)
に
彼等
(
かれら
)
を
包
(
つゝ
)
む。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
例えば
柹
(
かき
)
を見た事のない西洋人に柹を説明するよりも
赤茄子
(
あかなす
)
のようだと話す方が早解りがするようなものであります。
創作家の態度
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
と、主人は茶を入れてくれたりして、
盆
(
ぼん
)
に盛った
柹
(
かき
)
の実に、灰の
這入
(
はい
)
っていない
空
(
から
)
の火入れを
添
(
そ
)
えて出した。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
柹(かき)の例文をもっと
(5作品)
見る
柹
部首:⽊
9画
“柹”を含む語句
御所柹
柹帰
柹木
柹蔭
柹蔭山房
樽柹
渋柹
熟柹
美濃柹
“柹”のふりがなが多い著者
竹久夢二
長塚節
斎藤茂吉
谷崎潤一郎
夏目漱石