“熟柹”の読み方と例文
読み方割合
じゅくし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ずくしはけだし熟柹じゅくしであろう。空の火入れは煙草たばこの吸いがらを捨てるためのものではなく、どろどろにれた柹の実を、その器に受けて食うのであろう。
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)