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柹蔭
ふりがな文庫
“柹蔭”の読み方と例文
読み方
割合
しいん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しいん
(逆引き)
僕等は赤彦君のまへに
偽
(
いつはり
)
を言ひ、心に暗愁の
蟠
(
わだかま
)
りを持つて
柹蔭
(
しいん
)
山房を辞した。
旅舎
(
やど
)
に著いて、
夕餐
(
ゆふさん
)
を食し、そして一先づ銘々
帰家
(
きか
)
することに
極
(
き
)
めた。
島木赤彦臨終記
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
午
(
ひる
)
過ぎに、平福・岩波・中村・土屋の諸君と伴さんと僕と
柹蔭
(
しいん
)
山房に出かけた。
島木赤彦臨終記
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
三月二十三日午前、皆して二たび
柹蔭
(
しいん
)
山房に行つた。ゆうべ、百穂画伯の『
丹鶴青瀾図
(
たんかくせいらんづ
)
』の写真を赤彦君が見たときのことを森山汀川君が話して呉れた。赤彦君は努力して両手を張つてそれを見た。
島木赤彦臨終記
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
柹蔭(しいん)の例文をもっと
(1作品)
見る
柹
部首:⽊
9画
蔭
漢検準1級
部首:⾋
14画
“柹蔭”で始まる語句
柹蔭山房
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