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しいん
ふりがな文庫
“しいん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
シイン
語句
割合
寂然
22.2%
市尹
22.2%
森閑
22.2%
子音
11.1%
森然
11.1%
柹蔭
5.6%
支院
5.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寂然
(逆引き)
と、
一昨日
(
おととい
)
見た飯田と誌した表札は取りはずしてしまって、相変らず潜戸は
寂然
(
しいん
)
と閉まっている。
狂乱
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
しいん(寂然)の例文をもっと
(4作品)
見る
市尹
(逆引き)
大雨を降らすも、炎日のつづくも、すべて自然の現象で、
人間業
(
にんげんわざ
)
で左右されるものではない。汝ら諸民の上に立つ武将たり
市尹
(
しいん
)
たりしながら、なんたる醜状か。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しいん(市尹)の例文をもっと
(4作品)
見る
森閑
(逆引き)
奸黠老獪
(
かんかつろうかい
)
外交の本家本元ではありながらも、さすがに本館奥まったこの応接間近くは
森閑
(
しいん
)
として
咳
(
しわぶき
)
の音一つ聞えず、表を通る廊下の
跫音
(
あしおと
)
や
ナリン殿下への回想
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
しいん(森閑)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
子音
(逆引き)
そしてこの熱狂した群は、やわらかな
子音
(
しいん
)
と、末尾の「U」のさけびからなる呼声を——かつて聞かれたどの呼声よりも、さらに甘くまた荒々しい呼声を、ほえるようにひびかせていた。
ヴェニスに死す
(新字新仮名)
/
パウル・トーマス・マン
(著)
しいん(子音)の例文をもっと
(2作品)
見る
森然
(逆引き)
一座
森然
(
しいん
)
と声もない。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
しいん(森然)の例文をもっと
(2作品)
見る
柹蔭
(逆引き)
僕等は赤彦君のまへに
偽
(
いつはり
)
を言ひ、心に暗愁の
蟠
(
わだかま
)
りを持つて
柹蔭
(
しいん
)
山房を辞した。
旅舎
(
やど
)
に著いて、
夕餐
(
ゆふさん
)
を食し、そして一先づ銘々
帰家
(
きか
)
することに
極
(
き
)
めた。
島木赤彦臨終記
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
午
(
ひる
)
過ぎに、平福・岩波・中村・土屋の諸君と伴さんと僕と
柹蔭
(
しいん
)
山房に出かけた。
島木赤彦臨終記
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
しいん(柹蔭)の例文をもっと
(1作品)
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支院
(逆引き)
七
堂伽藍
(
どうがらん
)
支院
(
しいん
)
諸堂
(
しょどう
)
残らずを
隈
(
くま
)
なく尋ねたが似通った年頃の詣で女はおびただしくさ迷っていても、さき程のあの怪しき女程のウブ毛も悩ましい逸品は、ひとりもいないのです。
旗本退屈男:06 第六話 身延に現れた退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
しいん(支院)の例文をもっと
(1作品)
見る
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