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『絶望より生ずる文芸』
ふりがな文庫
『
絶望より生ずる文芸
(
ぜつぼうよりしょうずるぶんげい
)
』
私にとっては文芸というものに二つの区別があると思う。即ち悶える文芸と、楽しむ文芸とがそれである。 吾々の此の日常生活というものに対して些の疑をも挾まず、有ゆる感覚、有ゆる思想を働かして自我の充実を求めて行く生活、そして何を見、何に触れるにし …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
些
(
さ
)
極
(
きょく
)
有
(
あら
)
終
(
しまい
)
何程
(
どれほど
)
何処
(
いずこ
)
疑
(
うたがい
)
挾
(
さしはさ
)
希
(
こいねが
)
嘗
(
かつ
)
凡
(
すべ
)
只管
(
ひたすら
)
沁
(
し
)
其所
(
そこ
)
終
(
つい
)
縦令
(
たとい
)
苟
(
いやしく
)
遂
(
つい
)