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奈樣
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どん
ふりがな文庫
“
奈樣
(
どん
)” の例文
新字:
奈様
人の幼少な頃——貴女は自分の子供等を見て、その爲すさまを眺めて、それを身に思ひ比べた時、
奈樣
(
どん
)
な感じを起しますか。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
私は斯の女の手に抱かれて、
奈樣
(
どん
)
な百姓の娘が歌ふやうな唄を歌つて聞かされたか、そんなことはよく覺えて居りません。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
自分のことは
奈樣
(
どん
)
な目上の人の前でも、『おれ』でしたが、その時都會の少年のやうに言葉遣ひを習ひ、『君』とか『僕』とかいふ言葉も姉からをそはりました。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
奈
常用漢字
小4
部首:⼤
8画
樣
部首:⽊
15画
“奈”で始まる語句
奈何
奈落
奈良
奈良井
奈良朝
奈辺
奈翁
奈良茂
奈
奈様