“丼物”の読み方と例文
読み方割合
どんぶりもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もし割箸があるとすれば、そばとか丼物どんぶりものとか、なにかを家へ取ったことがあるのだろう、長屋のかみさんたちはそうにらんだ。
季節のない街 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
一、休業中といへども、金銭の支出は、毎月の予算を超過せざること、但し、炊事停止による丼物どんぶりものの勘定は、この限りにあらず
世帯休業 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
客の多くは酒かビールの一本くらいに、あとは丼物どんぶりものでも取ればいいほうだからだ。——で、こうして召集された女たちがかもを取り巻き、夜の明けるまで盛大に騒いだ。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)