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老躯
ふりがな文庫
“老躯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ろうく
92.3%
らうく
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろうく
(逆引き)
しかしそのうち、父親の身辺も非常に急がしくなって、
老躯
(
ろうく
)
をひっさげながら壮人と
伍
(
ご
)
するわけで、勢い子供から手を抜くの外はない。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
「和氏。
老躯
(
ろうく
)
に
鞭打
(
むちう
)
たせて、ご苦労だったが、使いの功は上々であったぞ。これでまず、義貞もじっとはしておられまい」
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
老躯(ろうく)の例文をもっと
(12作品)
見る
らうく
(逆引き)
彼
(
かれ
)
の
老躯
(
らうく
)
は
日毎
(
ひごと
)
に
空腹
(
くうふく
)
から
來
(
く
)
る
疲勞
(
ひらう
)
を
醫
(
い
)
する
爲
(
ため
)
に
食料
(
しよくれう
)
を
攝取
(
せつしゆ
)
する
僅
(
わづか
)
な
滿足
(
まんぞく
)
が
其
(
そ
)
の
度毎
(
たびごと
)
に
目先
(
めさき
)
の
知
(
し
)
れてる
彼
(
かれ
)
を
拉
(
らつ
)
して
其
(
そ
)
の
行
(
ゆ
)
く
可
(
べ
)
き
處
(
ところ
)
に
導
(
みちび
)
いて
居
(
ゐ
)
るのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
老躯(らうく)の例文をもっと
(1作品)
見る
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
躯
漢検準1級
部首:⾝
11画
“老”で始まる語句
老
老人
老爺
老婆
老耄
老舗
老獪
老母
老婢
老女
“老躯”のふりがなが多い著者
金森徳次郎
橘外男
吉川英治
長塚節
有島武郎
横光利一
永井荷風
太宰治