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『やぶからし』
ふりがな文庫
『
やぶからし
(
)
』
祝言の夜は雪になった。その数日間にあったこまかいことは殆んどおぼえていないが、盃の済んだあとまもなく、客の誰かが「とうとう雪になった」と云い、それから、宴席がひときわ賑やかになったことと、その雪が自分の将来を祝福してくれるように思えたことと …
著者
山本周五郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「週刊朝日増刊」朝日新聞社、1959(昭和34)年7月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約46分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
薙
(
なぎなた
)
据
(
すわ
)
溜
(
た
)
用達
(
ようた
)
素人
(
しろと
)
肥立
(
ひだち
)
謡
(
うたい
)
躾
(
しつ
)
開田
(
かいでん
)
黄昏
(
たそが
)
久弥
(
ひさや
)
仔細
(
しさい
)
仰
(
おっ
)
伴
(
つ
)
俯伏
(
うつぶ
)
僭上
(
せんじょう
)
冴
(
さ
)
凄
(
すご
)
劬
(
いたわ
)
千波
(
ちなみ
)
半揷
(
はんぞう
)
単衣
(
ひとえ
)
参詣
(
さんけい
)
収斂
(
しゅうれん
)
口許
(
くちもと
)
吃驚
(
びっくり
)
呟
(
つぶや
)
呷
(
あお
)
咎
(
とが
)
喉
(
のど
)
喘
(
あえ
)
喧嘩
(
けんか
)
嘲笑
(
ちょうしょう
)
噂
(
うわさ
)
囁
(
ささや
)
垢
(
あか
)
売女
(
ばいた
)
夕餉
(
ゆうげ
)
太息
(
といき
)
姑
(
しゅうとめ
)
威
(
おど
)
威嚇
(
いかく
)
安穏
(
あんのん
)
宝生
(
ほうしょう
)
寝衣
(
ねまき
)
尤
(
もっと
)
屏風
(
びょうぶ
)
嵩
(
かさ
)
帛
(
きぬ
)
常盤
(
ときわ
)
平生
(
へいぜい
)
怖
(
おそ
)
惹
(
ひ
)
懇望
(
こんもう
)
揃
(
そろ
)
揉
(
も
)
撫
(
な
)
放逐
(
ほうちく
)
断崖
(
だんがい
)
昏
(
く
)
時雨
(
しぐれ
)
暴
(
あば
)
月代
(
さかやき
)
杵屋
(
きねや
)
梓
(
あずさ
)
櫛
(
くし
)
歪
(
ゆが
)
毀
(
こわ
)
氷室
(
ひむろ
)
溜塗
(
ためぬり
)
溜息
(
ためいき
)
潰
(
つぶ
)
生垣
(
いけがき
)
痩
(
や
)
盃
(
さかずき
)
相貌
(
そうぼう
)
禄高
(
ろくだか
)
立塞
(
たちふさ
)
竹藪
(
たけやぶ
)
笠松
(
かさまつ
)
箪笥
(
たんす
)
細貝
(
ほそがい
)
継子
(
ままこ
)
罵
(
ののし
)
羨
(
うらや
)
肋骨
(
ろっこつ
)
肴
(
さかな
)
腋
(
わき
)
膝
(
ひざ
)
膳部
(
ぜんぶ
)
舅
(
しゅうと
)
良人
(
おっと
)
苛立
(
いらだ
)
萩原
(
はぎわら
)
蒼白
(
あおじろ
)
蔓草
(
つるくさ
)
蔽
(
おお
)
蟹
(
かに
)
行燈
(
あんどん
)
衿
(
えり
)