“萩原”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はぎわら81.8%
はぎはら18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大菩薩峠だいぼさつとうげは江戸を西にる三十里、甲州裏街道が甲斐国かいのくに東山梨郡萩原はぎわら村に入って、その最も高く最もけわしきところ、上下八里にまたがる難所がそれです。
また誰に向っても、「萩原はぎわらの武太郎は、五宿へ往って女郎買じょろうかいばかしするやくざもので」と其亭主の事を訴える。武太さんは村で折紙おりがみつきのヤクザ者である。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
萩原はぎはら軒端のきばの露にそぼちつつ八重立つ霧を分けぞ行くべき
源氏物語:39 夕霧一 (新字新仮名) / 紫式部(著)
榛原はりはら」は萩原はぎはらだと解せられている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)