“萩原入”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はぎわらい50.0%
はぎわらいり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
餞別せんべつというほどでもねえが、裏街道を通って萩原入はぎわらいりから大菩薩峠を越す時に、峠の上の妙見堂から丑寅うしとらの方に大きな栗の木があるから、そのうつろの下を五寸ばかり掘ってみてくれ
なるほど、この富士川を上ってここが福士、それから身延鰍沢みのぶかじかざわ、信州境から郡内ぐんない萩原入はぎわらいりから秩父ちちぶの方まで、よく出ておりますな。
大菩薩峠:08 白根山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)