トップ
>
躯殻
ふりがな文庫
“躯殻”の読み方と例文
旧字:
躯殼
読み方
割合
くかく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くかく
(逆引き)
厳冬永く
留
(
とどま
)
り、春気至らず、
躯殻
(
くかく
)
生くるも精魂は死するが如きは、生くると
雖
(
いえど
)
も人の生くべき道は失われたるなり。文章無用の用は
其
(
そ
)
れ
斯
(
ここ
)
に在らん
乎
(
か
)
。
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
高より
堕
(
お
)
ち、刃に
傷
(
やぶ
)
れて身にあずからず。しかるに、わが心に痛苦を知る。死後は
躯殻
(
くかく
)
なしといえども、しかも神魂なおあり、痛苦いずくんぞ知らざらんや
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
躯殻(くかく)の例文をもっと
(2作品)
見る
躯
漢検準1級
部首:⾝
11画
殻
常用漢字
中学
部首:⽎
11画
“躯”で始まる語句
躯
躯幹
躯殼
躯中
躯体
躯貌
躯高
躯幹骨
“躯殻”のふりがなが多い著者
井上円了
太宰治