“躯殻”の読み方と例文
旧字:躯殼
読み方割合
くかく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
厳冬永く留(とどま)り、春気至らず、躯殻(くかく)生くるも精魂は死するが如きは、生くると雖(いえど)も人の生くべき道は失われたるなり。文章無用の用は其(そ)れ斯(ここ)に在らん乎(か)。
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)
高より堕(お)ち、刃に傷(やぶ)れて身にあずからず。しかるに、わが心に痛苦を知る。死後は躯殻(くかく)なしといえども、しかも神魂なおあり、痛苦いずくんぞ知らざらんや
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)