“じゅばん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ジュバン
語句割合
襦袢95.3%
繻絆3.0%
襦絆0.9%
繻袢0.4%
衫0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
膝からともすれば襦袢(じゅばん)がハミ出しますが、酣酔(かんすい)が水をブッかけられたように醒(さ)めて、後から後から引っきりなしに身震(みぶる)いが襲います。
絽縮緬の羽織に絽の繻絆(じゅばん)をつけ候。なかなか座附作者然としたる容子に候いし。大兄を訪う由申居候参りしや。暑気雨後に乗じ捲土重来の模様。小生の小説もいきれ可申か。草々。
漱石氏と私 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
「よしわかった、こっちはいいから襦絆(じゅばん)をひと濯(すす)ぎして置いて呉れ」
新潮記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
夏向座敷へ出ます姿(なり)は絽(ろ)でも縮緬(ちりめん)でも繻袢(じゅばん)なしの素肌(すはだ)へ着まして、汗でビショ濡(ぬれ)になりますと、直ぐに脱ぎ、一度切(ぎ)りで後(あと)は着ないのが見えでございましたと申しますが
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
珊瑚は何かいいたそうにしながら何もいわないで、俯向(うつむ)いて啜(すす)り泣きをした。その泪(なみだ)には色があってそれに白い衫(じゅばん)が染まったのであった。
珊瑚 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)