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はだぎ
ふりがな文庫
“
襦袢
(
はだぎ
)” の例文
余は彼の
燈火
(
ともしび
)
の海を渡り来て、この狭く薄暗き
巷
(
こうぢ
)
に入り、楼上の
木欄
(
おばしま
)
に干したる敷布、
襦袢
(
はだぎ
)
などまだ取入れぬ人家、頬髭長き
猶太
(
ユダヤ
)
教徒の
翁
(
おきな
)
が
戸前
(
こぜん
)
に
佇
(
たゝず
)
みたる居酒屋、一つの
梯
(
はしご
)
は直ちに
楼
(
たかどの
)
に達し
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
樓上の
木欄
(
おばしま
)
に干したる敷布、
襦袢
(
はだぎ
)
などまだ取入れぬ人家、頬髭長き
猶太
(
ユダヤ
)
教徒の翁が戸前に佇みたる居酒屋、一つの
梯
(
はしご
)
は直ちに
樓
(
たかどの
)
に達し、他の梯は
窖
(
あなぐら
)
住まひの鍛冶が家に通じたる貸家などに向ひて
舞姫
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
余はかの
燈火
(
ともしび
)
の海を渡り来て、この狭く薄暗き
巷
(
こうじ
)
に
入
(
い
)
り、楼上の
木欄
(
おばしま
)
に
干
(
ほ
)
したる敷布、
襦袢
(
はだぎ
)
などまだ取り入れぬ人家、
頬髭
(
ほおひげ
)
長き
猶太
(
ユダヤ
)
教徒の
翁
(
おきな
)
が
戸前
(
こぜん
)
に
佇
(
たたず
)
みたる居酒屋、一つの
梯
(
はしご
)
はただちに
楼
(
たかどの
)
に達し
舞姫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“襦袢”の解説
襦袢(じゅばん、じゅはん、ジバン)は、和服用の下着の一つ。
(出典:Wikipedia)
襦
漢検1級
部首:⾐
19画
袢
漢検1級
部首:⾐
10画
“襦袢”で始まる語句
襦袢肌抜
襦袢胴着
襦袢袴下