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伏籠
ふりがな文庫
“伏籠”の読み方と例文
読み方
割合
ふせご
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふせご
(逆引き)
「
雀
(
すずめ
)
の子を
犬君
(
いぬき
)
が逃がしてしまいましたの、
伏籠
(
ふせご
)
の中に置いて逃げないようにしてあったのに」
源氏物語:05 若紫
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
「そんなら、大屋さんの物置に
伏籠
(
ふせご
)
の明いているのがあったから、あれを借りて来ましょう。」
鶏
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ひまなときには
伏籠
(
ふせご
)
をおいて着物に
伽羅
(
きゃら
)
をたきしめたり腰元たちと香を聴いたり
投扇興
(
とうせんきょう
)
をしたり
碁盤
(
ごばん
)
をかこんだりしている、お遊さんのはあそびの中にも風流がなければあきませぬので
蘆刈
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
伏籠(ふせご)の例文をもっと
(5作品)
見る
伏
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
“伏”で始まる語句
伏
伏見
伏目
伏屋
伏兵
伏勢
伏木
伏在
伏眼
伏拝
“伏籠”のふりがなが多い著者
与謝野礼厳
谷崎潤一郎
紫式部
森鴎外
泉鏡花