トップ
>
ふせご
ふりがな文庫
“ふせご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
伏籠
83.3%
燻籠
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伏籠
(逆引き)
ひまなときには
伏籠
(
ふせご
)
をおいて着物に
伽羅
(
きゃら
)
をたきしめたり腰元たちと香を聴いたり
投扇興
(
とうせんきょう
)
をしたり
碁盤
(
ごばん
)
をかこんだりしている、お遊さんのはあそびの中にも風流がなければあきませぬので
蘆刈
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
が、縄目は見る目に忍びないから、
衣
(
きぬ
)
を掛けたこのまま、
留南奇
(
とめき
)
を
燻
(
た
)
く、絵で見た
伏籠
(
ふせご
)
を念じながら、もろ手を、ずかと袖裏へ。
驚破
(
すわ
)
、ほんのりと、暖い。
芬
(
ぶん
)
と薫った、石の肌の
軟
(
やわら
)
かさ。
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ふせご(伏籠)の例文をもっと
(5作品)
見る
燻籠
(逆引き)
涙に浮くばかりなる
枕邊
(
まくらべ
)
に、
燻籠
(
ふせご
)
の匂ひのみ
肅
(
しめ
)
やかなるぞ
憐
(
あは
)
れなる。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
ふせご(燻籠)の例文をもっと
(1作品)
見る