“貝合”の読み方と例文
読み方割合
かいあわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
和歌の集(つど)い、香(こう)を嗅(き)く会、また、蹴(け)まり、散楽(さんがく)、すごろく、貝合(かいあわ)せ、投扇興(とうせんきょう)。
冬は合羽(かっぱ)が凍(こお)る。秋は灯心が細る。夏は褌(ふどし)を洗う。春は——平打(ひらうち)の銀簪(ぎんかん)を畳の上に落したまま、貝合(かいあわ)せの貝の裏が朱と金と藍(あい)に光る傍(かたわら)に、ころりんと掻(か)き鳴らし、またころりんと掻き乱す。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)